「撞き降ろし」では、テーブル面に対しても垂直方向の力がかかっていることが分かる。ジャンプショットの撞点は、キューの傾斜が30度〜40度のとき、「水平方向正面から見たときの中心」あたりである。(したがって、同時にドロー回転も与えられている)
キュースピードを上げて、タイミングよく手球を撞き下ろすことにより、テーブルの表面に手球を投げつけたような力がかかり、その反発で手球は飛び上がる。その手球をキュー先で再び抑え込まないような撞点となる。つまり撞いた直後に手球は、すぐに逃げる感じとなる。
ジャンプショットは、キュースピードが肝心である。それは「強く」撞くということとは、また違う。キュー尻を高く上げた独特のフォームを取り、タイミングよく一気に撞き下ろすため、ストロークが安定しない初心者などが見よう見真似でこれをやると、撞点がそれて、ラシャを斜めに撞きこんでしまい、破損することがある。
せめてドローショットが、ある程度の距離まで、安定して引けるようになるまでは、ジャンプショットに挑戦しない方がいい。しっかりとしたドローショットが撞けるようになってから徐々に「基本的な形のジャンプショット」から練習する。本書の「練習課題集」には、初級レベルからできるジャンプショットの練習も紹介したので、それなりのレベルに達したら、取り組んでみてもよい。
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