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半年投げてハットすら出せなかったヘタクソでもダーツの日本代表になれた!! 凡人でもAAになれる「ダーツの投げ方&練習法」

ビリヤード ドローショットの切れ

 自分のショットが果たしてどれだけこの物理限界に近いのかをどうやって確かめればよいだろうか?自分の「ドローのキュー切れ」を確認する実験として2つの方法を御紹介しよう。

(1)的球をセンタースポットに、手球をフットスポットに置く。この配置で厚み100%のドローを撞いてみよう。ショットの強さには特にこだわる必要はないが、少なくとも手球を手前の短クッションまで引いてくること。
 さて、実際にショットしてみて、手球が手前短クッションまで戻ってくる間に100%の厚みで弾き出された的球は向こう側の短クッションに反射して手球に迫ってくる。
 そして手球が短クッションまで引けるよりも先に的球が手前短クッションに入ってしまった(つまり的球が手球が追いこした)としたらあなたのドローの切れはまだまだ甘い。すなわち物理限界にはまだ遠く達していないということになる。
 手球は台の中央で的球にヒットする。そこから手前の短クッションまでの距離を1とすれば、的球は3進んだことになる。ただし向こう側のクッションに反射したとき勢いを多少失うためそれを考慮すると3より多少多く進んだことにはなる。
 つまり物理限界のドロー率を実現できたとき、的球が帰ってくるよりも先に手球は手前短クッションに入るということになるのである。
 この手球と的球の鬼ごっこで1ポイントほどの差をつけて手球が勝てば、それで限界と言える。

 この方法はいい実験となると同時に友達と競い合うゲームとしても楽しめる。しかし「測定」という意味からはクッション反射を経ているため誤差は大きい。

(2)適当な的球を先ずセンタースポットに置く。この的球は仮のものでありイメージボールとして使う。それに接して向こう側のサイドポケットに真直ぐ向くように的球を接して並べる。次に向こう側のサイドポケットから1Pのマークとセンタースポットを結んだ線を手前に延長するとそれは当然ながら手前のサイドから1Pのマークとつながる。その線上に手球を置く。最後にセンタースポットの的球を取り除く。
 手球を向こう側のサイドから1Pへ向けて真直ぐショットすれば的球はサイドポケットに入ることとなるわけだが、ここでドローを撞き、その手球が手前の長クッションのどこに入るかを見れば、正確なドロー率が現れる。
 これは前に向かってのフォロー率がフリのある配置で開きの比率となって現れるのと同じである。





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ビリヤード フォローショット

フォローショットの特徴を整理してみた!



1. 最大のフォローショットでも手球は完全回転で発射される。的球に届いたとき手球は決してオーバースピンしていない。



2. 的球にヒットした手球はストップショットの反応を基本として、それにフォローによる前進成分を合成したベクトルが発生する。



3. フリのある配置でフォローを撞いたとき、キュー先の向かう方向に対して的球が向かう方向と手球の向かう方向の分離比は約1:3。



4. 分離比の物理的限界は1:2.5。それより狭い分離に抑えようとする努力は無駄。(ただし逆ひねり撞点による若干の修正は可能)



5. 、同じ撞点なら強いショットほどフォローカーブの膨らみが大きく出る。



6. 同じ力加減なら中心撞点と真上撞点の間に分離比を変える様々な撞点が存在する。



7. 手球と的球の分離比は、的球の走るコースに対して垂直な線上に現れる。








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ビリヤード その他のショット

出会い球:一旦手球から離れた的球が、再び手球にキスし直した後ポケットに向かうショット。力加減とコースを同時に読む、難しいショットである。


ティッキー:一旦クッションに入った手球が、第1的球にキスして、再び同じクッションに入り、第2的球をポケットする。空クッションとキャノンの複合といってもよい狙い方。手球ではなく、的球にこのような動きをさせてポケットを狙うこともある。


カーブショット:障害物回避の1つの方法で、空クッションでもジャンプでもなく、手球にカーブをかけることで障害物を回避してしまう方法。左右にずらした撞点とキューの傾斜によって、このようなアクションを手球に起こさせることができるが、これもまた初心者には早すぎるショットである。


マッセ:カーブショットのキューの傾斜を極端に垂直に近く構えたショットで、カーブの動きだけでなく、手球を戻す「ドローマッセ」というショットもある。

 同じ配置でも、可能な狙い方は、いくつも見つかることがある。図の配置の場合、コンビ、キャノン、ティッキー、バンクなど多くの狙い方が考えられるが、ゲーム全体の組み立てや、成功率の比較、万一外した後の問題、うまくいったとしてもその後の配置の問題など、多くの要素を考慮に入れて、総合的・戦略的な判断から、最終的な選択を行なうことになる。






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ビリヤード ひねり

 時には手球に横回転を与えることがある。これを「ひねり」というが、初心者のうちは決してやるべきではない。フォームや普通の狙いが安定しないうちにこの「ひねり」を覚えようと先を急ぐとかえって上達を遅らせるのである。ここでは、ごく簡単な理屈だけを述べるが、「そういうものなのだ」と知るだけでよいと思う。詳しくは、後ろのページで述べるので、そちらを参考にして欲しい。

ア.ひねった球がクッションに入るとその影響で反射角が変化する。
イ.反射角が延びるようなひねりを「順ひねり」という。
ウ.反射角をつめるようなひねりを「逆ひねり」という。

 要するにボールの回転とクッションとの摩擦がそういう変化をもたらす。





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ビリヤード クッション

 手球も的球もポケットに落ちなければ、台の周辺のクッションに当たって跳ね返ることになる。そして、クッションの跳ね返り方を読むこともビリヤードでは重要な技術のひとつである。実は、このクッションの問題は実に多くの物理的要素を含んでおり、難しく考えるときりがない。ある程度のレベルに達したら、後半のページをじっくり読んで頂くこととして、ここでは初心者向けに、クッションの理解の仕方を箇条書的に書いておくことにする。

a.クッションにボールが「普通の強さ」でぶつかった場合、原則として入射角と反射角は等しい。
b.ごく弱く撞くと、入射角より反射角が狭まる。(これを「延びる」という)
c.強く撞くほど入射角より反射角が広がる。(これを「つまる」という)

 つまり、撞く力加減だけでもクッションの跳ね返る角度は変化する、と覚えておこう。(なぜそうなるのかについては、後の章で説明する)






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手球の行方

 狙うべき点は、分かった。そして、その点に向かって正しく手球も撞けた、とする。次に理解しておくべきなのは、「その後、手球はどこへ行くのか」である。これを理解しておかないと、ポジションプレーの計画の立てようがない。ひとつの的球を入れた後、他の的球を引き続き入れやすい状態にしていくことが、ビリヤードの奥行きの深さであり、面白さである。

 話を順序よく進めるため、ここでは手球は中心を撞き、前後左右などの回転を与えていない状態とする。つまり手球の中心を正確にしっかりとした強さで、テーブル上を滑るように押し出した場合、とイメージして欲しい。(現実のプレーでは、常に手球は色々な回転をするが、基本理論を理解していないと、そういう複雑な現象も理解できないのである)

 先ず知っておくべき原則は、「手球と的球は直角に分離する」ということである。2個の球が衝突したあと、的球の走る方向に対して手球は「直角に」逃げていくのである。

 たったこれだけのことを知っているだけで、その人のプレーは内容的に大きく前進する。例えば、9ボールをしていて、相手のファールにより、自由に手球を置いてよい状況になったとき、初心者なら、少しでも目の前の的球を確実に入れるため、手球〜的球〜ポケットが一直線になるように配置してしまうだろう。その結果、的球を入れ終わったあと、次の的球が狙いにくい形になっていることが多い。しかし、ほんのわずかでも、意識的に手球を左右のいずれかにずらして置く(これを「フリをつける」という)ことによって、手球を次に狙うべき的球に近付けることができる。このように、1つの的球を入れた後で、次の的球に対して都合がいいように手球を移動させることを「ポジションプレー」という。




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手球の行方

 狙うべき点は、分かった。そして、その点に向かって正しく手球も撞けた、とする。次に理解しておくべきなのは、「その後、手球はどこへ行くのか」である。これを理解しておかないと、ポジションプレーの計画の立てようがない。ひとつの的球を入れた後、他の的球を引き続き入れやすい状態にしていくことが、ビリヤードの奥行きの深さであり、面白さである。

 話を順序よく進めるため、ここでは手球は中心を撞き、前後左右などの回転を与えていない状態とする。つまり手球の中心を正確にしっかりとした強さで、テーブル上を滑るように押し出した場合、とイメージして欲しい。(現実のプレーでは、常に手球は色々な回転をするが、基本理論を理解していないと、そういう複雑な現象も理解できないのである)

 先ず知っておくべき原則は、「手球と的球は直角に分離する」ということである。2個の球が衝突したあと、的球がどう走るかは4-1で述べたが、的球の走る方向に対して手球は「直角に」逃げていくのである。

 たったこれだけのことを知っているだけで、その人のプレーは内容的に大きく前進する。例えば、9ボールをしていて、相手のファールにより、自由に手球を置いてよい状況になったとき、初心者なら、少しでも目の前の的球を確実に入れるため、手球〜的球〜ポケットが一直線になるように配置してしまうだろう。その結果、的球を入れ終わったあと、次の的球が狙いにくい形になっていることが多い。しかし、ほんのわずかでも、意識的に手球を左右のいずれかにずらして置く(これを「フリをつける」という)ことによって、手球を次に狙うべき的球に近付けることができる。このように、1つの的球を入れた後で、次の的球に対して都合がいいように手球を移動させることを「ポジションプレー」という。





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的球の狙い方

 取り敢えず手球の中心を大体まっすぐ狙った方向に撞けるようになったら、どうすれば的球をポケットに狙えるのかを知っておこう。

 まっすぐな配置で的球をポケットに狙う方法は誰から教わる必要もないと思うが、実は、どこから的球を狙っても、その原理は同じなのである。手球を的球に向かって撞くと2つの球は、「衝突した瞬間、ポケットに向かって一直線に並ぶ」ことになる。すると「手球の中心から的球の中心へ向かって」力が発生する。だから的球はポケットに向かって飛んでいく。まっすぐ狙っていない場合でも、この「衝突の瞬間」の形だけが重要なのである。

 つまり、衝突の瞬間2個のボールがならんだ延長線の方向に的球は飛んでいくということである。それでは、どこを狙えば、そういうふうに2個の球を衝突させることができるであろうか。的球の表面の1点に衝突させたいのは簡単に理解できると思う。初心者はつい、この「的球の表面の点」を狙って手球を撞いてしまうが、それではいけない。2個の球が衝突した瞬間の姿を予め想像するのである。つまり、自分(手球)が「どこにいけばいいのか」を知る必要がある。ポケットに向かって2個の球が直線的に並んだ姿を想像し、そういう状態の手球をイメージする。この想像上のボールをイマジナリ・ボール(想定球)という。的球をポケットに狙うためには、手球を想定球の位置に運べばよいわけである。だから狙うべき点は、「想定球の中心に向かって」ということになる。

 手球と的球が実際に接触する点を「コンタクトポイント(接触点)」、キューを向けるべき目標点を「エイミングポイント(狙い点)」という。直線的な配置の場合以外は、この2つの点は別々のものとなるのである。

 これさえ理解できれば、一応、ビリヤードのプレーはできる。あとは、狙った点に向かって、いかにまっすぐキューを出し、正しく手球を運ぶか、である。そして、これが最も難しい。

 的球をポケットに狙う時、先ず、立ったまま、テーブルから少し離れて全体をよく見よう。そして的球がポケットに向かって転がっていく様子を視覚的に前もってイメージする。これが大切である。そのイメージを持ったまま、イマジナリボールを想定し、今度はそれと手球を想像上のラインで結ぶ、そのラインは手球で止まるのではなく、手球を通り抜け自分の手元までイメージされるのがよい。つまり、この段階で手球が走るべきコース(ライン)をイメージする。それを十分にイメージできるまで構えには入らない。手球を走らせるべきイマジナリーラインともいうべき線を捕えたら、その線に合わせて静かにキューを置いていく。この動作がアプローチである。そして構えたら、左手のレストをしっかり固め、手球になるべくキュー先を近づけて狙いを定める。これがアドレスである。アドレスしたら、そのままの姿勢で、的球に接触した瞬間の手球を思い描いてみよう。まだキューを振ってはいけない。

 正しくアドレスが完了したら、あとはストロークにかかっている。はじめはまっすぐの球から練習し、徐々に角度のある球を練習しよう。的球とポケットの距離、手球と的球の距離も色々変えて練習してみる。

1. まず、的球を走らせたい方向を正確につかみ、的球を貫くようなラインをイメージする。

2. 次に上でイメージされたラインと平行なラインを手球の中心を貫くようにイメージする。

3. すると「手球のどこが、的球のどこにヒットすればいいのか」が分かる。これがポイント。

4. 的球側のコンタクトポイントと、手球側のコンタクトポイントを結んだ線と平行なラインを手球の中心を貫くようにイメージし、キューをそのラインに沿うように構える。


 手球と的球を上から見下ろして、平面的な図形として考えると、このような狙い方のイメージもあることが理解できるだろう。





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ビリヤード スロウ

 無回転の手球なら正しく的球をポケットに向かわせるようなコンタクトポイントにヒットしても、ひねりのかかった手球が的球に当たると、的球のコースが変化するのである。
 これは、「スロー(throw)」と呼ばれる現象で、手球と的球が接触した瞬間に、手球の回転による摩擦の影響で、的球がわずかに回転方向に「連れて行かれる」ことによる。
 このスローの出方についての予測も難しいものがある。今度は、ボールの表面コンディションがからんでくる。手入れが良く、表面の汚れがない(見た目にも光沢が強い)的球なら、ボール同士が接触したときの摩擦も小さく、スローによる影響もわずかである。が、長時間使っているうちに表面がラシャに付着したチョークなどで汚れ、徐々にスローしやすい状態になってくる。つまり、同じ店の同じ台の同じボールでさえ、使っているうちに、スローの度合いが変化してしまうのである。





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ビリヤード 空クッションの基本

 手球を直接的球に当てない(当てることができない)で、一旦、クッションに入れた後、的球を狙うことを「空(から)クッション」という。空クッションには、1クッションもあれば、2クッションや3クッション以上の狙いもあるが、現実のプレーの中では避けて通れないだけに、十分な理解と練習が望まれる。試合などでは空クッションの技術が直接勝敗を分けることもある。
 的球がクッションから近いときに、1クッションで当てるだけなら、特別な理屈など必要ないし、勘のするどい人ならほとんどの空クッションを野性的な直感だけで当ててしまうだろう。(実際、最後は勘が一番重要になるのだが)しかし、勘を働かせるにも目安となる何かがあれば、助かることが多い。また、ビリヤード台のクッションゴムは、なれない者にとっては結構、意外な反応をするものである。
 空クッションの基本を考えるときには、先ず手球のひねりのない状態で、鏡と光の関係のように、クッションへの入射角と反射角が等しく出ることを前提にすることから始めるべきである。






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ビリヤード ブレイクショット

 9ボールゲームのパワフルなブレイクショットは迫力があり見るものを魅了する。しかしキューを握り始めたばかりの初心者にはどうしても強いブレイクが撞けない。それは球を撞くという動作それ自体がまだ安定していないことが第一の原因であるが、通常のプレー中にある程度のしっかりした強さのショットが撞けるようになってきてもブレイクだけは思うように力強く撞けないという悩みを持った人も多い。

 実は極端なハードショットという特性のため、ブレイクショットではフォーム自体を変える必要がある。通常のプレーでのフォームの基本は、キューと顎の間隔がこぶし1〜2個程度の低い構えになり、頭の位置はショットの始めから終わりまで、ぐらつきなく動かないのがよい。また、レストを作る左手は前方に出され左腕も伸ばした構えになる。重心の移動もしないのが重要な基本である。これらはすべて正確なショットを支えているのだが、ブレークショットでは手球に猛烈なパワーを乗せるため、これらの基本フォームに変更が加えられる。
 ブレイクでは通常禁物とされている「重心の移動」がパワーを生むために必要となる。そこで重心の移動をしやすくするようなフォームとなる。まず狙いをつけるときには、正確に狙いを固めるため通常のショット通りに一旦低く構えるが、その後、顔の位置を普通のショットより高めにする。そして身体の重心移動をスムーズに行えるように左腕をやや曲げ加減にする。ウォーミングアップストロークの際にも手球にキュー先を寄せた時に前重心(左足に重心を乗せる)となり、バックスイングの頂点では後重心(右足に重心を乗せる)となる。つまり、重心移動のリハーサルを含めてストロークすることとなる。重心移動をするということは、スタンスもややクローズドか平行気味に変わる。
 手球にタップをインパクトする瞬間のタイミングを十分に計らないととんでもないミスショットになる危険性がある。重心移動と方向の正確さとは相反するところがあるので、最初は無理せず、「強く」というよりも「タイミングよく」撞くことを念頭に置くのがよい。そして慣れるに従って「強く且つタイミングよく」撞けるようになる。このタイミングというのは、手球を撞く瞬間に丁度重心が移動されることを指す。
 さらにフォロースルーを大きく長く出すようにする。女性の場合など特に力よりもタイミングとキュー出しの長さだけに神経を使うようにすれば、無理なくハードなブレイクが撞ける。
 又、キューの出し方については大きく分けて2種類のタイプがあり、長く前方に振り出していくタイプと、肘支点に一気に振り切り、見かけ上はややコンパクトに見えるスイングがある。自分にとってタイミングのつかみやすい方法を取ればよいと思う。
 ハードショットとはいえ、正確にラックの頂点の的球にヒットしなければ、手球のパワーが無駄になるので、アドレス直後は視線を一旦下げ、十分に狙いを定める。大きくゆったりとしたストロークと重心移動のリハーサルの中でも、構えたキューの方向性を失わないように注意する。「重心移動のリハーサル」とは、ストロークをしながら、手球にキュー先が近付くにつれ重心を前足(右利きなら左足)にかけ、テイクバックの頂点では後ろ足(右利きなら右足)にかけ、スイングのリズムに合わせて、重心も移動させるようにすることである。






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ビリヤード ドローショット2

 さて、更に初級〜中級程度の人が、ある日突然、ドローが苦手になることがあります。ついこの間は、綺麗に引けたのに、急にミスキューをするようになったり、引きの距離が出なくなることがあります。これは、技術的に発展途上にある段階では、必ず陥る症状といえます。

結論的に言うと、「タイミング」の問題につきます。つまり「いいタイミング」を失っているのです。

センターショットで手前の短クッションにはねかえって、さらにテーブルセンターまで転がるくらい引けていたのが、突然、ミスキューばかりするようになったり、、誰にでもあることです。ビリヤードの技術のほとんどは、「イメージ」により支えられています。このイメージというのがくせもので、あまりに曖昧で、捕らえ所がないため、つかみにくく忘れやすいという特徴があります。(だから表現しにくく、伝えにくいのです)

当面の対処療法としては、

1、センターショットの配置で、「撞点を下げたストップショット」をする。
2、さらにそのまま、的球の位置を1Pずつ遠くしていく。ショットはあくまでも撞点下のストップショット。

 手球が無回転になる「区間」を把握することが重要です。これは、キューの突っ込み具合で調整します。(決して「強さ」で把握しないように)
 戻そうとするとつい、力みが入り、インパクトが強くなったり、しゃくりあげが発生しますが、「ストップさせればいい」と考えると不思議とそういうことが起きません。ドローストップは、意識的に手球の逆回転を任意の場所で「ほどいてしまうショットです。逆回転を与えられた手球は、ラシャの摩擦を受けながら前進しますので、やがては、打ち消し合い、「横滑り」の状態に入ります。この瞬間に的球にヒットするとストップの反応となるわけです。
 この横滑りの状態になるポイントを意識的にコントロールするには、キューの突っ込みをイメージで調整しています。うまくいったときには、まるでビリヤード台に磁石でも仕込んであるかのように、ビタッ!と停止するはずです。

 かなり長い距離のドローストップが安定してきたら、もとのセンターショットの配置に戻します。そして、ロングのドローストップを撞く気持ちになってショットします。すると、あら不思議、楽〜に引けるのです。

さらに付け加えると、このドローストップの練習は、ドローショットの距離感(つまり「どれだけの距離を戻すか」)を養う練習にもなっています。

たとえば、手球と的球が80センチの距離でちょうどストップするようなドローストップの撞き方を40センチの距離の的球に対して行なうと、手球は的球にヒットしてから、もとの位置までぴったり戻ってきます!

本来ならば80センチ進んだところで逆回転が消えるはずだったわけですから、40センチ進んだ時点では、まだある程度の逆回転が残っていますよね?その逆回転の「量」は、どれだけ残っているか、というと、、「あと40センチ分」だけ残っているわけです。つまり、その位置から40センチを「折り返すように」戻って来ます。

「10cmだけ引きたい」とかの実践的な目標を持ってドローの練習をするのが一番役に立ちます。この場合も、実際の的球の位置よりも「さらに10cm奥に仮想の的球をイメージし、それに対してドローストップを撞きます」。

この「折り返し」のイメージでドローを練習します。ロングドローでは、すごく大きなテーブルをイメージして、5メートルも先にある的球に向かってドローストップを撞く、という気持ちでキューを出すと、力まずスムーズに、そして深くキューを出すことができます。不思議なもので、戻そうと意識するとミスキューしやすいのに、ストップショットでいいんだ、と思うと戻ってくるのです。

 うまく引けなくなったと悩んだときは、「少しだけ引けばいいんだ」と思いながら、柔らかくキューを出したら思いの他長く引き過ぎてしまったときのことを思い出してください。あのときの「引き過ぎ」こそが「切れのあるショット」だったのです。





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ビリヤード ドローショット

 まず、ドローショットの練習を始める時期ですが、これは至って早い時期からで構いません。つまり中心撞きをある程度やって球を撞くことに多少なじんできたら、タップの大きさ1個分程度、撞点を上下させてみるのは悪いことでは、ありません。ここでは、ドローショット(引き球)の話しをしますので、撞点は下になりますが、「ただ撞点を下げるだけで引ける」と感じた人は、ショットのセンスが相当よい人でしょう。

 初心者の人で、撞点を下げるとミスジャンプしてしまう場合は、ストローク(キューを前後に振る動作)そのものが不安定なのとレストの甘さ(遊びが大きい)がその原因です。言い換えれば、まだ球を撞くことに慣れていないだけです。先ずは中心をしっかりと撞くことだけを心掛けて、練習量を積みましょう。

 初心者を卒業する段階の人が、「思うほどに距離を引けない」という場合は、「キュー出し」に問題があることが多いようです。ドローショットのメカニズムについては、「解説書」のコーナーを参考にして頂くことにしてここでは、詳しくは述べませんが、要するに「効率的に手球に逆回転を与える」ことが重要です。

 下の撞点を撞き出された手球は、逆回転しながら前進しますが、ラシャとの摩擦を受けながら進みますから、やがては、その摩擦に逆回転が打ち消され、無回転で滑ってすすむ区間を迎えます。そしてさらには、摩擦が勝って、前進回転に変わってしまいます。

 10番のような帯球を使って実験してみて下さい。帯が横向きになるようにしてボールを置き、ドローショットを撞いてみると、最初、逆回転しながら押し出された手球(今の場合は帯球)が摩擦に負けて無回転になり、さらに普通の前進回転に変わっていく様子がよく見えます。

 思うように手球が戻ってこない理由は、手球が的球にヒットするまで十分な逆回転が残っていないからです。しっかりと引きたい、と思うのであれば、この逆回転を長く保つようにショットすることです。
 決して「強く」撞くのではなく、「スパッと速く撞く」要領です。





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ビリヤード キューの傾斜角度

キューの傾斜角度

 たまに見かけるが、視線を落とすために顎とキューを近付けようとしたり、あるいは、肘を十分に曲げようとするとき、キューの方を引き上げることで、その形を作っている人がいる。キューの位置はなるべく水平に近い状態にして、自分の顎を下げていくのが正しい。キューをスイングするときにテーブルの縁にグリップする手をぶつけてしまいそうな恐怖感があるのかも知れないが、わざとぶつけにいかない限り、そうそう当たるものではない。(もし本当に、頻繁に手を台の縁にぶつけてしまうのなら、それは確かに下げ過ぎだが)
 キューを低く水平に構える理由は、その延長方向としての狙いが正確になることと、もうひとつ、手球に不要なカーブを出させないためである。





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ビリヤードフォーム フォロースルー

フォロースルー

 ビリヤードのキュー出し(=フォロースルー)で重要なのは、キュー(タップ)と手球の接触時間の長さである。この接触時間の差は、中心撞きしかしない初歩の段階では、それほど大きな違いとして感じられないかも知れない。(実際はすでに差があるのだが)しかし、レベルが進みやがて、中心以外の撞点を用いて「引き球」や「押し球」といった技術を習得しようとする段階になり、今度は、「キュー切れ」というものを求めるようになる。「キュー切れ」とは、言葉で表現するのが大変難しい概念であるが、私なりに定義すると「スイング(ストローク)により手球に与えられた回転力が最も能率的に手球のアクションに反映されること」と言える。



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ビリヤードフォーム バックスイング

バックスイング

  アドレス後、ウォームアップ・ストロークも終わり、次のひと振りで実際に手球を撞く段階まできたとしよう。キュー先は、手球寸前で一旦停止する(これを「前ダメ」という)。以下、バックスイング(テイクバック)→フォアワード・スイング→インパクト→フォロースルー、という一連のプロセスでワンショットが終了する。
 バックスイングは、ウォームアップストロークの際にも、その数だけ行なわれているわけだが、特に大切なのは最初の1回と、ショットに入る直前の最後の1回である。
 まずバックスイングは、事前のウォームアップ・ストロークで、その方向を丁寧に確認されているはずなので、その正しい方向性を狂わせることのないように注意を払う。最初の1回が重要なのは、その1回であとのウォームアップストローク全部の方向を狂わせることになるからだ。そして正しい方向性を保ったままウォームアップストロークも終えたとする。しかし「いざ本番」のひと振りになると無意識に力みが出て、最後の1回のバックスイングが、素早いモーションになってしまい、それが方向のぶれを生みやすい。間違った方向に引き上げられたキューは、正しくインパクトしてもフォロースルーが、間違った延長線上の方向に振り出されてしまうこととなる。だから最後のひと振りに入るとき、テイクバックは少し抑え気味にして、あわてて引かないという意識を明確に持った方がよい。
 抑え気味にするには、これまでのバックスイング1回分に要したのと同じ時間をかけながらも、引く距離だけをコンパクトに抑えてみる。つまり「引きたい気持ちを抑えて」あえてあまり引かず、頂点でわずかな時間静止する感じとなる。このときの頂点での静止状態を「後ろだめ」という。
 キューの望ましい動きというのは、振り上げた頂点から加速を始め、最も速度の乗った瞬間に手球を捕らえるのではなく、手球を捕らえる瞬間は、むしろ速度が遅く、インパクト後に加速されるという速さの分布をもっている。だから大きく引いて、「それっ!」と撞きにいくと、すでに速度の乗り切った状態でタップが手球にヒットしてしまう。すると手球は瞬時にタップに弾き出され、接触時間の短い、「割れた球質」となってしまうし、わずかな撞点のぶれが手球の進行方向を大きく狂わせることにもなる。





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ビリヤードフォーム ウォームアップストローク

ウォームアップストローク

  アドレス直後、キュー先は手球に触れる寸前まで寄せる。このとき手球とキュー先が大きく離れていてはインパクトの瞬間のタイミングをリハーサルできない。手球ぎりぎりにキュー先を近づけて構えをとり、静止状態で狙いの正しさを確信できたら、ウォームアップ・ストロークに移る。今、おかれているイメージ・ラインに沿って静かにキューを引き始める。肘は空中に固定するように努め、手首は力みなく柔らかくし、キューの重みを感じるようにして引いていく。吊り鐘をたたく棒を引き上げるようにしたら、今度は、そのキューの重みを堕力で落していくように前方に振る。そして手球に当たる直前に止める。この動作は、本番のひと振りにそなえ、目標に向かってキューをまっすぐに振れるように関節の動きをリハーサルしつつ、ショットのタイミングを計り、置かれたキューが正しく目標方向を向いていることを確認する動作でもある。
 視線は、キューの置かれたライン全体をまず見て、次に手球の撞点とキュー先の間隔を見る。時にはポケットを見ることもある。しかし、ウォームアップ・ストロークが進むにつれ、的球(実際にはイマジナリーボール)に注がれる時間が多くなる。できれば、このとき「点を見る」のではなく、ラインを見て欲しい。「キューをラインに沿わせて動かす」ことを念頭にするのがよい。熟練者ならば、一旦ラインのイメージができあがり、数回のウォームアップ・ストロークをしたら、あとは目をつぶったまま的球をポケットすることもできる。これは腕の動きが安定しているからである。すくなくともプレーヤーは、「手球を撞く瞬間」は、(手球ではなく)目標に視線を向けたままでなくてはならない。ボールを投げるときでも、的を見て投げる。ボールそのものを見ながら投げても決して的には当たらないのと同じである。初心者によく見かけられるのは、手球を見ながら撞き、撞いた直後に顔を上げて、その行方を追う、という動作である。当然、ショットの成功率は低い。
 ウォームアップ・ストロークのキューの動きであるが、大きめにゆったりと動かす動作と小さく手球付近で前後させる動作がまじるのが普通である。このあたりも上級者やプロをよく観察して欲しい。その人特有のある種のリズムがそこにあるはずだ。





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ビリヤードフォーム ストローク

ストローク

 ストロークとは、キューを前後に振る動作全般を指すが、大きく2つにわけることができる。
 ひとつは「準備運動」としておこなわれる「ウォームアップ・ストローク」である。これは、構えに入ってから実際に手球を撞くまでに幾度となく行われ、キューが正しい向きに振り出されるかどうかを確認するとともに、タイミングを計りながら、関節をほぐし、力加減などをイメージとして身体の筋肉にあらかじめ記憶させておくなど、実際のショットをイメージの中でリハーサルするという重要な意味を持つ。
 もうひとつは、「本番のひと振り」すなわちショットそのもののキューの動きである。キューを引いて(バックスイング)から、前方に振り出し(フォアワードスイング)、手球を捕え(インパクト)、さらにキュー先に手球を乗せたまま一定の距離を押し出していく(フォロースルー)。時間にすればほんのわずかの間のできごとであるが、せっかくの正しい狙いも、このひと振りでよい結果にもなれば、狙いとは違った方向に手球を運んでしまう結果にもなる。




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ビリヤードフォーム 顔の位置

顔の位置

 キューを顔の中心、つまり顎の真下に構えるのが基本である。勿論、顔そのものが曲がっていては決してならない。両方の目をしっかり開いて、台上の風景全体の「奥行き」を見る。1点の狙いそのものにこだわるあまり、ライフル射撃のように片目をつぶるのはかえってよくない。ボールの立体感や、的球からポケットへの奥行きなど全体的、立体的なイメージが極めて重要だからである。





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ビリヤードフォーム グリップ

グリップの作り方

1. 4本の指をそろえまっすぐに伸ばす。

2. 親指と人さし指の間にキューを「すき間なく」あてがう。

3. 親指はそのまま伸ばしたままにしておき、中指だけをキューに巻きつける。

4. 他の指はほとんど力をいれることなく、そっとキューに沿えるようにする。


ポイント

1. 人さし指と親指の交点に隙間を空けないようにキューをあてがうこと。

2. 生卵を割らずに手にもつように力まずにキューを握ること。

3. 手首を外側や内側に曲げ込むことがないようにすること。


グリップの位置

1. まず、手球に接触した瞬間を想定してタップを手球ぎりぎり、もしくはかすかに触れた位置にキューを置く。

2. 自分の手のひら程度の幅の長さのシャフトを出してレストを組む。これは体格の違いにかかわらず15センチから20センチ弱でよいだろう。このとき、右手はまだキューを持たずに空中でぶらぶらさせておけばよい。

3. 左手を自然に前に伸ばしながら、顎とキューの間隔がこぶし1〜2個程度になるまで姿勢を下げる。

4. 右の肘を高くあげ、力を抜いて肘から先をだらりと脱力して垂らす。つまり肘から先が床面に対して鉛直に垂らされる。

5. そのときに自然にバットに触れる場所が、あなたのグリップ位置である。





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